名古屋県愛知市名東区一社 トリガーポイント 筋膜リリース 鍼灸 アナトミートレイン
スタッフのブログ
この様な症状でお困りではありませんか?
☑頭痛で仕事に集中できない
☑頭痛が頻繁にある
☑病院で検査しても異常がない
☑頭痛がひどく、薬をよく飲む
頻繁に感じる頭痛には筋、筋膜のトリガーポイントが関係しているかもしれません。
この記事ではトリガーポイントと頭痛の関係、当院の頭痛治療について書きたいと思います。
頭痛とはどこの痛みの事を言うと思いますか?
前頭部、後頭部、側頭部はもちろん
目の奥や後頚部の痛みも頭痛に分類されます。
頭痛の頻度も重要です!みなさんはどれに当てはまりますか?
緊張型頭痛、偏頭痛、群発頭痛などが鍼灸適応の一次性頭痛と呼ばれるものです。
特に、緊張型頭痛(筋肉の固さから来る頭痛)の生涯有病率は78%とも言われており、とても多くの人が頭痛で悩まされているのが分かります。
当院の治療について説明します。
・STEP1 頭痛を改善
・STEP2その筋肉が凝る原因はなに?
痛みの程度や頭痛の頻度を評価しながら治療をしていきます。
・ペインスケール(治療前の痛みを10として、今どれくらいですか?)
・週にどれくらい頭痛を感じますか?
慢性の中には、毎日頭痛を感じるという人も少なくありません。
・関連痛から来る頭痛
下の図のように筋肉、筋膜に出来たトリガーポイント(コリが酷くなり、痛みのセンサーが過敏になった状態)により頭痛が起こることがあります。
当院ではトリガーポインに鍼治療をし、血流を良くしたり
筋膜の滑走を促すような治療を行い頭痛を改善しています。
肩周りの筋肉や、頭の付け根の筋肉が頭痛を引き起こす事が多いですが、なぜそこが凝ってしまうのでしょう?
①胸の筋肉が縮こまって僧帽筋に負担がかかっている
②顎が前に突き出た姿勢で頭の付け根の筋肉に負担がかかっている。
ことが多いです。
STEP2を治療することで根本から頭痛を改善していきましょう!
当院では、頭痛の原因筋をしっかり把握し
根本からの改善に努めています。
頭痛でお悩みの方は一度ご相談ください。
☑衣服の着脱も肩が痛くて辛い
☑上にある物を取る、髪を洗う、後ろに手をまわす動作の痛み
☑肩の動かしにくさ
☑思い当たる原因がないが肩が痛い
☑寝ていても肩の痛みで目が覚める
五十肩のひどい症例では、夜間痛と言われる症状が起こることがあります。
夜間痛とは動いていなくても、痛くて寝られないという症状です。
こうなる前にも早めの治療をお勧めします。
五十肩は、正式名称を「肩関節周囲炎」(かたかんせつしゅういえん)といい、「凍結肩」とも呼ばれます。
40歳から60歳に多く発症するため五十肩と呼ばれています。
肩の関節は筋肉や腱、靭帯や関節包、滑液包と呼ばれるものが密集しています。
なんらかのきっかけで
炎症が起きたり、血流不全が起きたりすると
これらの組織が癒着してしまい肩の動きが制限されてしまいます。
癒着して動かない状態が続くと、痛みセンサーが敏感になりトリガーポイントという状態になるため、痛みを過敏に感じるようになってしまいます。
五十肩の治療では、時期に合わせて痛みの治療と拘縮(肩が動かない)の治療を行うことが重要です。
五十肩は大きく3つの時期に分かれます。
①炎症期 …痛みが強い時期
②拘縮期 …痛みが落ち着いたけど、固くて動かない時期
③解氷期 …徐々に動けるようになっていく時期
それぞれに合わせた治療が必要になります。
炎症期は痛みを強く感じている時期で、夜間痛(痛みで寝られない)の症状も出ている時期です。この時期では、ストレッチなどはむやみにやらず安静をおすすめします。
鍼の治療も過敏になった痛みのセンサー(トリガーポイント)を正常化するような治療を行います。
詳しくは過去のブログを参考にしてください。↓↓
この時期は痛みがある程度落ち着いているため
動かなくなった可動域を改善するような治療を行います。
当院では超音波診断装置(エコー)を使い、動きの悪い場所を確認しながら施術を行っています。
五十肩はもともと肩こりがある人に発症しやすいとも言われています。
筋肉のこりが原因で肩甲骨の動きが悪くなっていないかや、肩の動きの若干の左右差や、筋力差を治療することで再発を防止します。
(随時更新していきます。)
今回は「腰から足にかけての痛みによる歩行障害の治療例」を紹介したいと思います。
畑で作業していた所、腰から足にかけての痛みがでてきたようです。
一ヶ月経っても症状があまり改善されず、歩くと歩数が増えれば増えるほど痛みも増強するとのことで、当院に来院されました。
寝ているときも、立っているときも痛むとのことで、かなり困っているとのことでした。
各種検査をした上で、中殿筋・小殿筋に硬さがあり、筋肉を刺激したところ、腰から足にかけての放散痛が再現されました。
末梢神経症状(坐骨神経による痛みなど)も疑いましたが、検査では陽性にならなかった為、まずは中殿筋・小殿筋のトリガーポイントに鍼治療を行いました。
6日後にもう一度来院していただいたところ、初回治療の翌日から、一ヶ月悩んでいた腰から足にかけての痛みはほとんど無くなったそうです。
経過を追うため、その後もフォローとしてご来院いただき、セルフケアをお伝えしました。
今回の患者様は股関節の動きが悪く、以下のような所見が見られました。
①横向きに寝て、ベッド側の足を掴む。天井側の膝の位置は体幹の直線上にして、軽く膝を曲げる。
②天井側の膝がベッドに付けば問題なし!股関節の外側の柔軟性を見ています。
①イスやベッドに内くるぶしを上にして足を乗せる
(今回の患者様は、初回はイスの上に足が乗りませんでした)
②胸と内くるぶしを近づける
上記のテストができなかった場合、股関節の柔軟性に問題があるかもしれません!
当院にてサポート可能ですので、お気軽にご相談くださいませ。
歩行障害というか、5分間も左腰部〜左大腿にかけて痛みが出て歩けず、夜寝ていても痛みがあった。
インターネット 筋膜リリースで検索
一回目を受診後、翌日より軽快しはじめた。
筋膜リリースを続けるよう指導されたこと。
農園での雑草取りに3-4日間はげみ、最後に4-5時間続けたことが発症の契機。
今後、30分位の休みを入れながら作業することにした。
患者様の主観的なご意見・ご感想です。参考までにご覧ください。
担当:前田
下の公式LINEボタンからご予約も可能です。
(お急ぎの方や、公式LINEの使い方がわからない方はお電話にてお問い合わせください。)
名古屋市名東区一社駅前、整形外科医監修の鍼灸院
名古屋トリガーポイント治療院
電話予約・お問い合わせ 052-753-3231
おすすめ記事
☑首から肩にかけて痛い
☑上を向く、左右に振り向く時に痛い
☑首まわりの張り感
☑思い当たる原因がないが首が痛い
☑起きたら首まわりが痛くなっていた
首は頭を支える大切な部分で、頭と体を繋ぐ唯一の通り道です。
頭の重さは人によりますが、体重の10%程だと言われています。60kgの人だと頭の重さは約6㎏になります。
首はボウリングボールぐらいの重さを常に支え続けていることになります。
寝ている時以外常に働いている部分である首が痛いと大変ですよね。
このページでは寝違えを例に「首から肩にかけての痛み」に対する治療と考え方を、当院に来られた患者様の症例を交えて書いていきます。
原因は解明されておりませんが、首の筋肉の使い過ぎや、睡眠時の姿勢などが原因で筋肉が痙攣あるいは硬くなることが原因ではないかと言われています。
寝違えで来院される患者様は、デスクワークで下を向いていることが多い、長時間同じ姿勢でいることが多い、普段から首周りにコリを感じてる、前日にいつもやらない運動をした。このような方に多いように感じます。
また、上記のどれにも当てはまらない方は睡眠の質が原因のこともあります。
というのも、寝る前にお酒を飲む方や、リラックスして睡眠出来ていない方は睡眠の質が悪くなります。
睡眠の質が悪くなると、寝返りの量が減ってしまい、寝ている間同じ姿勢でいることになってしまい筋肉が硬くなり、痛めやすくなると言う事が考えられます。
睡眠の質についてはこちらから→コリやすい体質。睡眠が関係してる!?
いつ痛みを感じるか、どこに痛みを感じるかなど詳しくお話を聞かせていただき、痛みの原因になっている筋肉を絞り込み、触診をして治療部位を決めていくのですが、寝違えの様な痛みで来院される患者様の多くは
肩甲挙筋という筋肉に痛みを訴えられることが多いです。
≪トリガーポイントと関連痛ガイド 引用≫
上の図は、肩甲挙筋を背中側から見た図(左)と、肩甲挙筋のトリガーポイントの図(右)です。
左の筋肉の図を見ると肩甲挙筋は肩甲骨の上から首に付いていることがわかるかと思います。
次に右側の図を見てみてください。肩甲挙筋にトリガーポイントができると赤色で塗られている部分に痛みを感じます。
この様に、実際に筋肉が付いている部分とは違う部分にも痛みを飛ばしていることがあります。
寝違えの時痛みを肩甲骨の下の方に感じたり、「この辺」といって痛い場所が肩のどこかはっきりとわからないことが良くあります。
当院では、この様な訴えに細かな問診や、超音波画像診断装置(エコー)、徒手検査、触診を行い痛みを出している原因を探し治療を行っております。
超音波画像診断装置(エコー)は筋肉の状態を確認し、炎症や肉離れなどがないか、確認することが出来る装置です。
エコーガイド下に鍼治療を行うことで、より安全で正確な施術をすることが出来ます。
筋肉を動かすことによって筋肉の血流を良くして柔らかくする効果が期待されます。
鍼に電気を流して筋肉を動かす機械です。
電気といっても「ビリビリする感覚」はほとんどなく、筋肉がピクピクと動く感覚です。
筋膜リリースのツールで、痛みなく筋膜リリースする事ができ、鍼が苦手な方でも安心して受けていただけます。
筋膜リリース効果とリラックス効果の両方の効果が期待できます。
当院では、様々な痛みの種類・場所・原因に対し鍼やお灸、MYORUB、運動療法なども使い、
患者様のお身体の状態に合わせた治療計画を立て、”痛みのある部位”と”痛みの原因”のどちらにもアプローチをし、一刻も早い症状の改善を出来るよう努めております。
☑衣服の着脱も肩が痛くて辛い
☑上にある物を取る、髪を洗う、後ろに手をまわす動作の痛み
☑肩の動かしにくさ
☑思い当たる原因がないが肩が痛い
☑寝ていても肩の痛みで目が覚める
五十肩は動かさなくても痛みがあったり、寝ているときも痛みで目が覚めたりすることがあります。
この状態だと日常生活どころか寝ることすら出来なくなってしまいます。
このページでは五十肩に対する治療と考え方を、当院に来られた患者様の症例を交えて書いていきます。
五十肩は、正式名称を「肩関節周囲炎」(かたかんせつしゅういえん)といい、「凍結肩」とも呼ばれます。
肩関節周囲炎は40歳から60歳の女性に多く発症し、40代で発症した場合は四十肩、50代で発症した場合は五十肩と呼ばれますが、同じ疾患です。
また、糖尿病の人は肩関節周囲炎になりやすく10%近く頻度が増加すると言われています。
肩関節周囲”炎”と言われますが、実際に炎症がみられることは殆どなく、筋肉の硬さによる肩の動かしにくさや、血流悪化による痛みなどが出ていると考えられます。
その為、温めたり動かして血流を良くした方が症状の改善が早くなります。
原因ははっきりしていませんが、中年以降に発症することから加齢に伴う肩周りの筋肉の柔軟性の低下によるものではないかとも言われています。
肩を普段からあまり動かさない方や、寒さや緊張などで肩に力が入ってしまっている方に多く見られます。
いつ痛みを感じるか、どこに痛みを感じるかなど詳しくお話を聞かせていただき、痛みの原因になっている筋肉・筋膜・その他の組織を絞り込み、触診をして治療部位を決めていきます。
当院では、鎮痛作用や硬くなってしまった筋肉の血流改善を目的に鍼治療を中心とした施術を行っております。
また、治療を行う上で肩関節周囲炎(五十肩)とその他の疾患の鑑別が大切になります。
当院では、問診や理学的検査、超音波画像診断装置(エコー)を使い腱板断裂や石灰性腱炎、変形性肩関節症などの鍼治療では改善が難しい疾患でないか鑑別を行っております。
(当院での改善が難しい疾患である可能性が高い場合は、提携している整形外科に紹介させていただきます。)
例えば肩関節周囲炎(五十肩)の場合、
初期:何もしなくても痛い、夜に痛みで目覚めてしまうなどの症状が多く見られる。
期間が経過したもの:動きの最後で痛みを感じることが多く、動かしている途中や動かし初めに痛みはあまり無い。
といった症状が確認されることが多くあります。
逆に、腱板断裂では肩を動かしている途中に痛みが起こることが多く、腱板断裂を放置しておくと周囲の筋肉が痩せてしまったり、断裂が広がったりしてしまう可能性があります。こちらも早期発見が重要です。
腱板断裂の場合、鍼治療での局所治療は難しいため、一度整形外科を紹介させていただき、各種検査の上で当院にて対応させていただきます。
この様に当院では、鍼や筋膜リリースの適応であるか?ということも含め、痛みの原因をしっかりと調べ、患者様に最適な治療を提案させていただきます。
超音波画像診断装置(エコー)は筋肉の状態を確認し、炎症や肉離れなどがないか、確認することが出来る装置です。
エコーガイド下に鍼治療を行うことで、より安全で正確な施術をすることが出来ます。
筋肉を動かすことによって筋肉の血流を良くして柔らかくする効果が期待されます。
鍼に電気を流して筋肉を動かす機械です。
電気といっても「ビリビリする感覚」はほとんどなく、筋肉がピクピクと動く感覚です。
筋膜リリースのツールで、痛みなく筋膜リリースする事ができ、鍼が苦手な方でも安心して受けていただけます。
筋膜リリース効果とリラックス効果の両方の効果が期待できます。
当院では、様々な痛みの種類・場所・原因に対し鍼やお灸、MYORUBによる筋膜リリース、運動療法なども使い、
患者様のお身体の状態に合わせた治療計画を立て、”痛みのある部位”と”痛みの原因”のどちらにもアプローチをし、一刻も早い症状の改善を出来るよう努めております。
この様な症状でお困りではありませんか?
☑頭痛で仕事に集中できない
☑頭痛が頻繁にある
☑病院で検査しても異常がない
☑頭痛がひどく、薬をよく飲む
こんにちは名古屋トリガーポイント治療院の安江です。今回は頭痛について書いていきたいと思います。
頭痛と言っても軽く痛いというものから、痛みで動きたくない程痛いものまで痛みの程度が大きく違います。
また、原因も様々あり、原因により治療方法や対処法が大きく違います。
「また頭痛だ」と放置しておくと命に係る場合や、私生活に支障をきたす場合があります。
このページでは頭痛に対する当院での治療と、考え方について書いていきます。
頭痛は大きく一次性頭痛と二次性頭痛に分けられます。
一次性頭痛とは、
機能性頭痛や慢性頭痛とも呼ばれ、明らかな基礎疾患(脳血管の異常や腫瘍など)のない頭痛のことです。
一次性頭痛の約90%以上を筋緊張型頭痛と片頭痛が占めていると言われ、更にそのうちの3分の2を筋緊張型頭痛が占めていると言われております。
なので、一次性頭痛の殆どが筋緊張性頭痛ということになります。群発頭痛なども一次性頭痛に含まれます。
治療法は、保存療法(投薬、鍼灸、リラクゼーションなど)がメインになります。
二次性頭痛とは
脳血管、骨折、脳出血、くも膜下出血、脳腫瘍、感染症、高血圧、中耳炎、副鼻腔炎など
頭や首に明らかな原因疾患のある頭痛のことです。
頭痛でお悩みの方はまず命に関わる病気でないかの検査が大切です。
以下の項目に当てはまる方は病院(脳神経外科、頭痛外来など)で一度検査されることを強くおすすめいたします。
・突然発症の頭痛
・今までに経験したことがない激痛
・痛む頻度と痛みの強さが日に日に増していく
・ いつもの頭痛と痛みの種類が違う
・言語障害や手足の麻痺、視力障害などを伴う頭痛
・癌などの疾患のある方の頭痛
また、上記の項目に当てはまらない場合でも当院で検査し、二次性頭痛が疑われる場合提携している整形外科に紹介させていただく場合がございます。
頭痛の種類により様々な原因があります。
・筋緊張性頭痛
頭や首まわりの筋肉が固くなることが頭痛の原因と言われています。
筋肉の緊張により血管や神経が圧迫されることにより痛みを感じる場合もありますが、
筋肉の関連痛により頭痛を感じていることが多くあります。(下で詳しく書いていきます。)
・片頭痛
原因ははっきりと解明されていませんが、
ストレスなどにより、セロトニン(血管を収縮させる作用のあるホルモン)が放出され、側頭部の血管を収縮します。その後、リラックスした時などに急にセロトニンが出なくなったことにより血管が急激に広がり、側頭部の神経が刺激されズキンズキンと脈打つような痛みが出るのではないかと言われています。(諸説あります。)
片頭痛は、日本人の8〜10%の人にあり、女性に多いと言われています。
頭痛の前にギザギザした光が見えたり、視界の半分が見えにくくなったりすることもあります。(光や音に)
・群発性頭痛
原因ははっきりと解明されていません。
「目の奥がえぐられるような痛み」と表現される患者様もいるほどの激しい痛みが特徴です。その他にも結膜の充血、頭痛発作に周期性があるという特徴があります。
当院では、危険な頭痛(二次性頭痛)でないかのチェックを行い、一次性頭痛の可能性が高い場合、問診や検査、触診を行い治療部位を決めていきます。
冒頭でもお伝えしましたが、原因により治療方法や対処法が大きく異なります。
頭痛は、筋肉によって神経や血管が圧迫されて発症していることが多く、原因となる筋肉を見つけ緩めることで症状が改善します。
この様に、当院では筋肉・血管・神経など何が原因なのか問診、検査し治療を行っております。
また、痛みを感じている部分には原因がなく、少し離れた筋肉により痛みを感じることがあります。このような痛みを”関連痛”といいます。
ここからは、当院に来院された実際の患者様の症例ををもとに、”関連痛”とはなにかについても書いていきます。
痛みの原因がある部位とは異なる部位に感じる痛みのことです。文字で見ると分かりづらいかと思うので図も使いながら説明させていただきます。
≪トリガーポイントと関連痛ガイド 引用≫
上の図は✖印が痛みの原因部位ですが、痛みを感じるのは赤く塗られている部分になります。
この図は中殿筋というおしりの筋肉にトリガーポイントができると、腿裏やふくらはぎにまで痛みを感じることがあります。
このような痛みを”関連痛”といいます。
ここからは、この関連痛による痛みが原因と思われる頭痛で来院された患者様の症例を書いていきます。
【首の後ろにコリ感があり、こめかみの辺りに絞め付けられるような頭痛】
首こりは激しく、首を動かすと痛みが出ていました。
特に、頭を後ろに倒す、前に倒す、右横に倒すなどの動きで痛みが出ました。
色々な検査や圧痛などから特に、僧帽筋という筋肉のトリガーポイントが悪さをしていることが分かりました。
≪トリガーポイントと関連痛ガイド 引用≫
左の図は僧帽筋の図です。僧帽筋は首の後から肩、背中を包むような大きな筋肉です。
この筋肉にトリガーポイントができると、右側の図の赤い部分に痛みを感じます。
見ていただくとわかるように、側頭部(こめかみ)や首や顎まで痛みを感じることがあります。
以下の様な所見があれば僧帽筋が痛みの原因である可能性が高いです。
・首や肩を動かした時の痛み
・慢性の側頭部痛
・僧帽筋を指圧した際にいつもの痛みを再現できる。
この患者様は、腕を肩の高さに挙げての作業が多いとのことでした。このような姿勢が僧帽筋に負担をかけていたのかと思われます。
僧帽筋をメインに治療を行い数回で症状が消失し、鎮痛薬も飲まなくて良くなりました。
【左こめかみの頭痛、運転時左を向くと首が痛い】
左を向く、右に首を傾ける動きで左首と頭の付け根辺りに痛みが出ていました。
運転中に後ろを確認する時に痛みがあるので何とかしたい。
また、頻繁に側頭部に頭痛があり痛みが出ると数時間続くことが多く辛い。
痛みの部位や、圧痛、筋肉の硬さや普段仕事で下を向くことが多いということから頭半棘筋という筋肉が頭痛の原因であると疑い治療をしました。
≪トリガーポイントと関連痛ガイド 引用≫
上の図は頭半棘筋の図(左)と頭半棘筋の関連痛により痛みを感じる場所を赤く塗った図(右)です。
この頭半棘筋は頭を後ろに引っ張る時に使われます。
なので下を向いている時には、体重の約10%程の重さがあると言われる頭を支え続けているわけです。
頭半棘筋に鍼をするとその後すぐに頭痛は治まり、首を動かした際の痛みも改善しました。
来店時の痛みを10とした場合、治療後には3になりました。
2回目の治療後には症状が消失しました。
関連痛による頭痛だけでも約12種類の筋肉が原因として考えられますが、関連痛以外にも筋肉により頭痛が引き起こされていることがあります。
筋肉の近くには神経や血管が多く走行しています。これらが筋肉が固くなることで圧迫され、頭痛を引き起こしている場合があります。
このような頭痛も問診や検査、触診、超音波画像診断装置(エコー)による血管神経の描出により治療部位を決めていきます。
神経や血管を圧迫している場合も圧迫している筋肉を緩めることで症状を改善する事ができます。
超音波画像診断装置(エコー)は筋肉の状態を確認し、炎症や肉離れなどがないか、確認することが出来る装置です。
エコーガイド下に鍼治療を行うことで、より安全で正確な施術をすることが出来ます。
筋肉を動かすことによって筋肉の血流を良くして柔らかくする効果が期待されます。
鍼に電気を流して筋肉を動かす機械です。
電気といっても「ビリビリする感覚」はほとんどなく、筋肉がピクピクと動く感覚です。
筋膜リリースのツールで、痛みなく筋膜リリースする事ができ、鍼が苦手な方でも安心して受けていただけます。
筋膜リリース効果とリラックス効果の両方の効果が期待できます。
当院では、様々な痛みの種類・場所・原因に対し鍼やお灸、MYORUBによる筋膜リリース、運動療法なども使い、
患者様のお身体の状態に合わせた治療計画を立て、”痛みのある部位”と”痛みの原因”のどちらにもアプローチをし、一刻も早い症状の改善を出来るよう努めております。
マッサージや整体などであまり改善されなかった方もいらっしゃるかと思います。
当院では超音波画像診断装置(エコー)を使い、指では届きにくい深い筋肉のに鍼でアプローチすることで改善される方も多くいらっしゃいます。
なかなか良くならない頭痛や慢性の頭痛、是非一度当院へご相談ください。
下の公式LINEボタンからご予約も可能です。(お急ぎの方や、公式LINEの使い方がわからない方はお電話にてお問い合わせください。)
⇓
こんにちは!
名古屋トリガーポイント治療院です。
1月27日(水曜日) NHKの「あさイチ」という番組で『ファシア』が特集されました。
コロナ禍のおうち時間に! 体のメンテナンスの新常識”ファシア”
『ファシア』(Fascia)はこれまで『筋膜』と呼ばれることが多かったですが、正確には筋肉や内蔵、骨、腱、血管、神経などを包んでいる網状の組織のことです。
番組ではお家時間に!ということでセルフケアや体操の紹介がされていました。
当院では開院当初からファシアの治療に力を入れており、鍼と超音波画像診断機(エコー)を使いファシアを見ながら治療を行っております。
レントゲンやMRIでも構造的な異常が見つからず、原因のわからない痛みの多くは、この『ファシア』の異常が関係しているのではないかと言われています。
ファシアの痛みは、精密な触診や体の動きを見て正確に悪い場所にアプローチすることで改善されます。
実際に当院でもエコーを使い精密に触診を行いその場所へ正確に鍼治療を行うことで症状が改善されたという経験を多くしております。
病院で椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、胸郭出口症候群、坐骨神経痛と診断を受け、投薬のみで治療されていた患者様や、なかなか良くならない痛みの患者様はファシアによる痛み・痺れが併存していることがあるのでファシアに治療を行うことで改善する可能性があります。
コロナ禍で動くことが減ってしまった方や、逆に家でじっとしていられないので家事を頑張りすぎてしまう方は特にファシアの異常が起こりやすいです。
コリや違和感が痛みや痺れに変わってしまう前に是非番組で紹介されていたセルフケアを試してみたり、当院に隣接しているリラクゼーションルーム ファシアでほぐしてみてはいかがでしょうか。
痛みや痺れにお困りの方がいらっしゃいましたら是非、当院(名古屋トリガーポイント治療院)や、提携しているさいとう整形外科リウマチ科にご相談ください!
この様な症状でお困りではありませんか?
☑ぎっくり腰になり、安静にしていたが痛みがずっと残っている
☑ぎっくり腰を繰り返している
☑急に腰に痛みが走り動けなくなった
☑腰痛で寝ているのも辛い
ぎっくり腰は「魔女の一撃」といわれる程痛みが強く、動かずに安静にしていると早く治ると思われがちです。
ですが、動かさずにいると腰回りを中心に筋肉が固まってしまい、「痛みが残っている」・「ぎっくり腰を繰り返す」・「腰をかばって他の場所も痛くなった」とあまり良いことはありません。
ではどうしたら良いのか、ぎっくり腰に対する治療と考え方を、当院に来られた患者様の症例を交えて書いていきます。
ぎっくり腰になった時に、身体の中で何が起きているのか実ははっきりと解明されていません。ただ殆どの患者さんが腰回りの筋肉を触るとすごく痛がることから、筋肉や関節の動きの悪さが関係していると考えられます。
当院では、首や股関節、膝関節の動きが悪くなることにより、腰に負担がかかり発症していると考えています。
なので当院では何をした時にぎっくり腰になったのかを聞き、腰に負担がかかる原因をあぶり出し根本から治療を行います。
痛みが強いため、安静にしている方が良くなると思われがちですが、
実は痛くない範囲で動かした方が早く治るという研究結果もあり、
当院でも「ここまでなら動かしても痛くない」という可動域を大きくし、出来るだけ普段通りに動いていただけるよう施術を行っております。
また、下肢の痺れや筋力低下などの症状が出現した場合はぎっくり腰ではなく椎間板ヘルニアの可能性があります。
(詳しくはこちらをご覧ください。→椎間板ヘルニア)
ぎっくり腰は正式には「急性腰痛症」と言われています。急性の場合、筋肉の”コリや硬さ”よりも”緊張”が強くなっている事が多いです。
筋肉の緊張とは、簡単に言うと”無意識に筋肉に力が入っている”ということです。
緊張さえ取ることが出来れば痛みはある程度治まります。なので、動かせる範囲で動かした方が早く治る
というわけです。
ですが、「ぎっくり腰を繰り返す」又は、「痛みが残る」という話もよく耳にします。
「ぎっくり腰を繰り返す」という場合は腰以外の臀部や大腿部の筋肉が硬いということが考えられます。
つまり腰だけを治療しても根本的には治っていないということです。
「痛みが残る」場合は、腰回りの筋肉の緊張が取りきれていないまま固まってしまい痛みを発しているということが考えられます。
このどちらの場合でもぎっくり腰になった初期の処置がその後の結果を左右します。
なので、初期のうちに適切な処置を受けることが大切です。
超音波画像診断装置(エコー)は筋肉の状態を確認し、炎症や肉離れなどがないか、確認することが出来る装置です。
エコーガイド下に鍼治療を行うことで、より安全で正確な施術をすることが出来ます。
筋肉を動かすことによって筋肉の血流を良くして柔らかくする効果が期待されます。
鍼に電気を流して筋肉を動かす機械です。
電気といっても「ビリビリする感覚」はほとんどなく、筋肉がピクピクと動く感覚です。
筋膜リリースのツールで、痛みなく筋膜リリースする事ができ、鍼が苦手な方でも安心して受けていただけます。
筋膜リリース効果とリラックス効果の両方の効果が期待できます。
当院では、様々な痛みの種類・場所・原因に対し鍼やお灸、MYORUB、運動療法なども使い、
患者様のお身体の状態に合わせた治療計画を立て、”痛みのある部位”と”痛みの原因”のどちらにもアプローチをし、一刻も早い症状の改善を出来るよう努めております。
☑デスクワークや車の運転で腰がつらい
☑マッサージしてもその時はいいが戻ってしまう
☑常に腰に痛みがある
☑腰の痛みで歩くことも辛い
☑腰の痛みで足腰に力が入らない
たくさんの要因が複雑に絡み合って起こる慢性腰痛。
色々な事を試したけど、なかなかスッキリしないという方は多いかと思います。
日本では約10人に1人が腰痛を自覚していると言われ、職業性疾病の第1位である腰痛は社会問題にもなるほどです。
今回は慢性腰痛と鍼灸治療について解説していきます。
実は腰痛の約8割は、レントゲンやMRIをとっても異常がなく、原因のはっきりしない腰痛だと言われています。
この原因のはっきりしない腰痛を非特異的腰痛と言いますが、筋膜などの組織が痛みの原因になっていることが多くあります。
原因がはっきりしないといっても、筋膜や靭帯などの組織が痛みの原因になっていることが多いです。
「腰が痛い!」といっても腰の筋肉だけでなく、お尻や脚、足の裏の筋肉が関係していることもあります。
今回はお尻筋肉のセルフケアをお伝えしたいと思います。
ぜひ、やってみてください!
筋肉をほぐしてもなかなか痛みをとりきれないと悩んでいる方も多いかと思います。
なかなかスッキリしない慢性の痛みには「感作」というものが関係していることがあります。
人の体は長い間痛みを感じ続けていると、痛みに対するセンサーが過敏になってしまいます。
この過敏になった状態を「感作」と言います。
筋肉が凝り固まったトリガーポイントでは、痛みの物質が出現し、感作されてしまいます。
そして、感作されて強くなった痛みは脊髄、脳を通って痛み信号を送られ続けます。
そうすると、本来あるはずの痛みの抑制機序が壊れてしまい、さらに痛みを強く感じるようになってしまいます。
悪循環でどんどん痛みを強く感じてしまっている状態です。
ストレス、栄養不足、生活習慣の悪化なども
脳や内分泌機能の働きを悪くさせてしまうので感作の原因になります。
昔から鍼灸治療は慢性腰痛に対してもよく施されてきました。
腰背部のツボに対する治療や、腎経などの脚に流れるツボへの治療などがあり
鍼灸治療で腰痛が治ったという人もたくさんいらっしゃるかと思います。
鍼灸にはこのような効果があります。
トリガーポイントに鍼があたると、「ズーン」とする感覚があります。
これを「響き」と言います。この「響き」を適度に感じることによって
壊れてしまった痛みの抑制機序の働きが活性する事が分かっています。
最近ではエコーの発達によって筋膜の癒着が見えるようになりました。
動かない筋膜を動かせる状態にする事で、痛みの原因になっているトリガーポイントを正常化させます。
慢性の腰痛ぜひ一度予約していただき、ご相談ください!
☝ご予約は公式LINEからお願い致します☝
(お急ぎの際はお電話にてお問い合わせください。)
ご来院お待ちしております。
髙橋
名古屋市名東区一社駅前、整形外科医監修の鍼灸院
名古屋トリガーポイント治療院
電話予約・お問い合わせ 052-753-3231
おすすめ記事
こんにちは!
今回は先日12月8日(火曜日)に『ザ!世界仰天ニュース』で放送された
「歯が原因ではない歯の痛みの謎」について紹介したいと思います。
歯の痛みで歯科医院を訪ねた女性。
虫歯が見つかり、歯の神経を抜いた。
が痛みは治まらず、一週間後も神経を抜いたはずの歯が痛い!
歯の痛みに耐えられなくなり、再度歯科医へ。
しかし…歯も歯肉にも異常はないという診断結果が。
眼科や、病院、整体なども受けたが痛みは治まらず、
噛むと痛みが頭に響くため、流動食しか食べられなくなった。
こうして、歯の痛みに苦しんで5年。
ある病院のホームページに顔の筋肉のコリにより歯が痛むことがあるという内容を目にし、その病院を訪ねた。
先生がこめかみを押したとき…歯に激痛が!
彼女の歯の痛みの原因は、顔の筋肉のコリによるものだった!!
医師は彼女の歯痛の発生源と考えられるコリ、こめかみ、頬、クビを入念にマッサージした。
すると翌朝…なんとウソみたいに歯の痛みが消えたという。
『ザ!世界仰天ニュース』のページはこちら↓
筋肉を押すと押したところとは違うところで痛みを感じる。
まさにトリガーポイントによる痛みですね!
下の画像は咬筋のトリガーポイントによる痛みが出現する部位を現した画像になります。
(赤色:痛みを感じる部分 ✖:トリガーポイント)
《トリガーポイントと関連痛ガイドラインより抜粋》
この様に痛みの原因になっている筋肉とは全く違う耳や、歯、額に痛みを感じることがあります。
以下は当院の実際の症例です。
ですが、「歯が痛い」場合にいきなり咬筋を疑うことは殆どありません。
今回番組で紹介された方の様にまず虫歯や、顎関節の異常等を疑います。
それら筋肉性の痛み以外を除外した上で、筋肉を押した時に痛みの再現が出来る。
また、顎の筋肉に力を入れた時に痛みがある。
などに当てはまるとかなり筋・筋膜性の痛みである可能性が高くなります。
当院ではしっかりと問診・検査をし、筋・筋膜性の痛み以外を出来るだけ除外した上で施術を行っております。
補足ですが、東洋医学(鍼灸などの古くからある医学)では大腸経という経脈の気の流れが悪くなると
下の歯に痛みを出すと言われています。
大腸経とは下の絵の様な部分を通っている経脈(ツボからツボを繋ぐ道)をいいます。
この絵でも咬筋(顎の筋肉)の辺りを通っているのがわかるかと思います。
今回医師が首までマッサージしたように、
昔から顎や首が手まで繋がっていると考え、顎の筋肉の痛みが歯の痛みの原因になると考えられていたことがわかります。
トリガーポイントも東洋医学に似ていて、トリガーポイントを形成した部分の筋膜と
繋がっている別の場所に痛みを感じる事が多くあります。
当院では、この様なトリガーポイントによる痛みや、筋・筋膜性の痛み治療を得意としております。
原因不明の歯の痛みぜひ一度ご予約いただき、ご相談ください。
☝ご予約は公式LINEからお願い致します☝
(お急ぎの際はお電話にてお問い合わせください。)
おすすめ