名古屋県愛知市名東区一社 トリガーポイント 筋膜リリース 鍼灸 アナトミートレイン
スタッフのブログ
頻繁に感じる頭痛には筋、筋膜のトリガーポイントが関係しているかもしれません。
この記事ではトリガーポイントと頭痛の関係、当院の頭痛治療について書きたいと思います。
片頭痛という名称は「頭の片側が痛むこと」に由来しますが、
実際には4割近くの片頭痛患者さんが両側性の頭痛を経験しています。
なので、片側にある頭痛=片頭痛ではありません。
片頭痛とその他の頭痛を区別する方法がいくつかありますので、皆さんの頭痛が”片頭痛”なのか確認してみてください!
【片頭痛チェック✔】
片頭痛の特徴をまとめました。半分以上当てはまると片頭痛の可能性が高いです。
①頭の片側が痛む。
②痛みの質は、圧迫感よりもズキズキと拍動性の痛みである。
③痛みの強さは中〜重度である。
④頭痛発作中、動くと悪化するので寝込んだりすることがある。
⑤頭痛発作中、吐き気や嘔吐がある
⑥頭痛発作中、部屋を暗くしたり、静かにしたりして対処する。
いかがでしょうか?頭の圧迫感や頭重感、肩こりに関係するような頭痛は、緊張型頭痛かもしれません
こちらの記事を御覧ください!
片頭痛の原因には、脳血管の拡張や、脳神経の過興奮などの説がありますが
最近、有力視されているのは三叉神経血管説という説です。
三叉神経血管説では、頭蓋内の血管に分布している三叉神経が興奮することで、片頭痛が起こるとされています。
そのため、近年では三叉神経や、それと関わりの深い大後頭神経への治療が注目されています。
また、長期間痛みを感じていると「痛みを抑制させる機能」が低下してしまうことが言われており、これは首肩のコリの原因にもなります。
さらに、コリがひどくなることで「痛みを抑制させる機能」の低下を助長してしまうので、悪循環となってしまいます。
・三叉神経や大後頭神経付近の経穴にアプローチし、機能改善をします。
・首、肩、顔面などのコリをほぐすことで、痛みの悪循環を阻止します。
40代 女性 主訴:頭痛
1年前から頭痛がひどくなり、今では月10日のペースで頭痛が感じていました。
頭痛の質は、ズキズキするような拍動性の痛みで、主に右側頭部〜後頭部にかけての頭痛です。
他病院にて片頭痛を診断され、薬を処方されていますが、症状が辛いため来院されました。
後頭部、後頚部や側頭部の圧痛が強く見られました。
また、姿勢も悪く、側頸部の斜角筋や、胸部の小胸筋にも圧痛が見られました。
後頭部、後頚部や側頭部などの筋緊張緩和を目的に鍼治療を行いました。
神経の機能改善を目的に、大後頭神経に鍼にて電気刺激を行いました。
来院頻度は2週に1回ペースで来院されました。
1診目 : 首が動かしやすくなったとのこと
3診目 : 頭痛の頻度は週に1回ペースに改善。自覚的には最初と比べて5/10の辛さとのこと
4診目: 2週に1回ペースに改善。最初と比べて2/10の辛さとのこと
筋肉や神経への鍼灸治療により、片頭痛を改善します!
その他、ご質問や、気になる症状がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
名古屋市名東区一社2丁目3番地 名東一社ビル1階
営業時間
10:30〜19:00
火曜日定休
当院の電話番号
☎052-776-3110
下の公式LINEボタンからご予約も可能です。
(お急ぎの方や、公式LINEの使い方がわからない方はお電話にてお問い合わせください。)
名古屋市名東区一社駅前、整形外科医監修の鍼灸院
名古屋トリガーポイント鍼灸院
電話予約・お問い合わせ 052-753-3231
東洋医学ホントのチカラ「健康の大問題 解決SP」
2022年1月10日(月)午後7:30~8:43(総合)
番組内では、西洋医学(手術や投薬などの現代医学)では手が届かない症状への解決策として、
世界的に注目されている東洋医学(鍼やお灸・ツボ)について科学的に効果が確認された最新の治療法やセルフケアが紹介されていました。
健康管理の役に立つ情報が盛りだくさんでした!
番組内では『魔法のシール』として紹介された
「ソマニクス」は当院の受付にてご購入いただけます!
こちらのページでは、
・東洋医学が世界中から注目を受けている理由
・番組内で紹介されていた、”魔法のシール”
について簡単にご紹介させていただきます。
西洋医学(手術や投薬などの現代医学)では手が届かない症状への解決策として、世界的に注目されている東洋医学(鍼やお灸・ツボを使った医学)
東洋医学とは、主に中国や韓国、日本を中心に古くから行われてきた医学で、その歴史は古く2千年以上前に誕生したと言われています。
また、1991年にアルプスの氷河で発見されたアイスマンというミイラ(5000年前に生きていたとされる古代人)にも鍼治療の様な跡が発見されました。
このようにいつから誰が始めたのかわからないほど歴史の古い医学です。
ですが、今現在に至っても西洋医学(現代医学)では治せない病気に対しても、東洋医学の治療効果が期待されています。
最近まで「なぜ効果があるのかわからない」「科学的に効果を検証できない」とされてきました。
ですが、科学の進歩や沢山の研究から科学的に効果が確認されはじめました!
その影響もあり、近年東洋医学が世界中から注目を受けています!
番組内では、何をやってもよくならない肩こり、腰痛などの「慢性痛」に対して、シールの裏にトゲトゲのついた”ソマニクス”を貼ると痛みが顕著に変わるという内容で紹介されていました!
もちろんただトゲトゲの付いたシールではなく、
ソマニクスは、マイクロコーン(シールの裏についているトゲトゲ)による皮膚刺激で痛みを治療する医療機器で、皮膚科学・神経伝達を応用し開発されています。
東洋医学でも”円皮鍼”(えんぴしん)という貼るタイプの刺さない鍼がありますが、ソマニクスは円皮鍼とは違いチクチクとした鋭い痛みや痒みを感じにくく、肌色なので目立ちません。
なので身体を動かすことの多いランナーやスケート選手にも愛用されています!
コリ感・ダルさ・痛み・疲労感をとってくれてさらに、貼るだけでいい!というまさに魔法のようなシールです!
番組では、肩こりに悩む12人の協力のもと、その効果を検証。
肩や首の痛いところ8か所に、2週間にわたって毎日貼り続けたところ、
12人中11人の痛み(自覚症状)が改善!
さらに、肩や首の可動域も、改善が見られました!
当院では、このソマニクスを6年前から愛用しており
いろいろな治療を受けたが改善しなかった頭痛の患者さんや、肩こりや腰痛の患者さん、手のしびれに悩んでいる患者さんからもご好評頂いております。
実はこのソマニクスには、いくつか種類がございます。
当院で販売しているのは、
「ソマレゾン」「ソマセプト」の2種類ございます!
「ソマレゾン」は血行促進作用があるため慢性の痛みやコリ感に対して効果が期待できます。
「ソマセプト」は消炎鎮痛作用があるため、急性の痛みや比較的強い痛みに対して効果が期待できます。
『魔法のシール』として紹介された「ソマニクス」は当院の受付にてご購入いただけます!
ご興味のある方はスタッフにお尋ね下さい!
【関連記事】
こんにちは。名古屋トリガーポイント鍼灸院の髙橋です。
この度、全日本鍼灸学会中部支部学術集会にて
演題発表をさせていただきましたことをご報告させていただきます。
今回の学術集会はコロナの影響からオンラインでの発表となりました。
私の演題は「後頭部経穴における圧痛の有無は 緊張型頭痛の誘発頻度に関連する」です。
鍼灸は頭痛治療に効くという事はたくさんの論文で示されていますが、治療経穴については未だ確立されたものはありません。
鍼灸治療のエビデンスを上げる一助となれたら幸いです。
今回の研究で、さいとう整形外科を始めとする様々な先生方がサポートをしてくれました。
誠にありがとうございました。
私達、名古屋トリガーポイント鍼灸院の鍼灸師は、臨床だけでなく、研究も行う鍼灸師を目指しています。
研究は診療時間外で実施しており、日々勉強と実験を積み重ねることで、現代医学・チーム医療で通用する鍼灸治療を行うことを目的としています。
引き続き、鍼灸の発展に寄与できるよう、エコーを使った鍼治療についても引き続き研究を進めていきます!
今後とも名古屋トリガーポイント鍼灸院を宜しくお願い致します。
名古屋トリガーポイント鍼灸院 髙橋健太
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☑首が痛い
☑交通事故後から首や頭が痛い
☑しびれやめまいがする
☑振り向き動作などで痛い
☑仕事や日常生活にも支障がある
むち打ち症は、交通事故後に最も多い症状です。
むち打ちは事故後2~3日後に発症することが多いため、事故後に自覚症状が無くてもまずは病院の診察を受けることをお勧めしております。
今回は、交通外傷で最も多いむち打ち症について当院の治療をご紹介したいと思います。
「むち打ち」の正式名称は『頸椎捻挫』、『外傷性頚部症候群』などの診断名で呼ばれることが多いです。
交通事故やスポーツでの衝突、転落などの衝撃により首が鞭(むち)のようにしなることから、このような名前が付けられたのではないかと言われています。
主な症状は、頸の痛みや動かしにくさ、頭痛、吐き気、腕や手のしびれ、めまい等があります。
首が過度に伸びたり・過度に曲がることによって,首の神経や筋肉などの様々な組織が圧迫・伸張されます。
それにより痛みだけでなく、頭痛・後頚部痛・耳鳴・めまいなどの慢性化しやすい症状が引き起こされると考えられています。
「むち打ち症」はなるべく早い段階で、治療を始めておく必要があります。
放っておくと症状は慢性化し、後遺症やその他の症状を引き起こすリスクが高まるからです。なので、早期治療が重要になります。
むち打ちはレントゲンやMRIでは写らないことも多いですが
過度に伸ばされたり曲がったりしているので首には大きなダメージがあります。
先程、首の神経や筋肉などの様々な組織が圧迫・伸張されることが原因とお伝えしました。
当院では初回カウンセリングの際に、何の組織が原因か絞り込むために各種検査を行っております。
筋肉や筋膜、神経や脂肪組織、血管など様々な組織がありますが、
最も障害されていることの多い神経と筋・筋膜の治療方法についてご紹介したいと思います。
神経が原因の首周りの症状の多くは、上肢の筋力低下や痺れ、知覚(皮膚の感覚)異常を伴います。
そのため、各種筋力テストと腱反射や知覚の検査を行います。
その他にも、神経にストレッチをかけた際や、神経の出口が狭くなるような動きをした際に症状が誘発されないかなど、
これらの検査で神経による症状であるかの確認を行っております。
検査の結果、神経が原因である可能性が高い場合、神経を引っ張っている原因の筋肉や神経にエコー画像を見ながら鍼を行います。
エコーを使うことによって安全に、より確実に、また、鍼を使うことで比較的少ない刺激で、手では届かない深い組織(神経の根本)などにもアプローチする事が出来ます。
《Visible Bodyより図引用》
続いて、筋肉による症状についでですが、上記の画像からもわかるように首にはたくさんの筋肉が存在します。
首の動作を確認し、疑わしい筋肉を絞り込み、その筋肉に対してストレッチや抵抗を加え痛みの有無や症状が誘発されるかを確認します。
50代女性 主訴:頭痛、首〜背部の痛み
〈自覚症状〉
弱い頭痛が毎日あり、週3〜4日のペースで強い痛みになる。頭痛のため仕事に集中できず、気分も憂鬱になる。
事故後から首から背部に常に鈍痛があり、動かしても痛い。事故前は一日中パソコン仕事をしていても平気だったが、今は3〜4時間が限界。
〈他覚所見〉
・首を後ろに倒すと背部に痛みがあり、多裂筋の圧痛が頚部〜背部にかけて強かったため
多裂筋のトリガーポイントを治療点としました。
・後頭部の経穴(天柱、風池、完骨)3つ全てに圧痛があり、ここを押すと頭痛に関連するような痛みが出ると訴えていました。後頭下筋群のトリガーポイントを治療点としました。
・姿勢は胸椎が過後弯し、頭部が前に出るような姿勢をとっていました。
小胸筋の固さも著明だった為ここも治療点としました。
〈治療内容〉
頚部〜背部の多裂筋、後頭下筋群の血流改善と痛みの緩和を目的に
この部位にトリガーポイント鍼治療を行いました。
また、姿勢改善を目的に小胸筋の徒手筋膜リリースと、ストレッチを行いました。
〈結果〉
2診目:首を後ろに倒したときの痛み消失。
6診目:毎日続く痛みは消失。この段階で頭痛の頻度は週に2〜3回。
10診目:頭痛の頻度は週1〜2回。背部の痛みは7/10
16診目:頭痛消失。背部の痛み5/10
・事故が起きて1週間以内でしたら自賠責保険の適用になるかもしれません。
お気軽に当院へご相談ください。
・むち打ちは首の痛みだけでなく、頭痛やめまいなど様々な症状を引き起こすことがあります。
事故が起きたその時はなんともなかったけど、時間が経つにつれてなんだかおかしい。そうなる前に早めの治療をおすすめします。
気になることがあれば是非、ご相談ください。
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