名古屋県愛知市名東区一社 トリガーポイント 筋膜リリース 鍼灸 アナトミートレイン
このページでは、当院で実施している
トリガーポイント治療や筋膜リリースについてご説明します。
2019/06/12更新
現在、TV番組の反響にてお問い合わせが多くなっております。
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(たけしの家庭の医学をご覧になった方は下記記事をご参照ください。)
始めに、最近よくテレビや雑誌で見聞きする、「トリガーポイント」について解説します!
筋肉には、スポーツや運動だけでなく普段の生活の中でも「ストレス」がかかります。
そんな「ストレスがかかって傷んだ筋肉」ですが、普通は休んだりして数日の間に回復をします。
しかし、休むこと無く、更にストレスを与え続けた場合などには、
筋肉が自己回復できずに、コリやしこり(筋硬結)が出来てしまいます。
このコリやしこりを放って置くとさらに硬くなり、「血流の悪化」や「痛み」の原因となるのです。
このコリやしこりの中には、硬結が発生した部分だけでなく、
周辺部位に「痛み(関連痛)」を引き起こし「痛みの原因となる」ものがあり、
そんなコリやしこりのことをトリガーポイントと呼びます。
下の図は、肩と殿部にできたトリガーポイントにより引き起こされる関連痛の例を示したものです。
首から肩に存在する肩こりの原因となりやすい筋肉「斜角筋」は
トリガーポイントを形成しやすく、関連痛を腕にかけて出すことが多くあります。
同じように「太腿の痛み」であると思っていたものが
臀部の筋肉(図では小殿筋)のトリガーポイントが原因である場合もあります。
また、近年の研究にて、このように周囲に痛みを広げる硬結(トリガーポイント)は、
筋繊維だけでなく筋膜(筋肉を包んでいる膜組織)にもできることがわかってきました。
なんらかの理由で筋繊維や筋膜の血流が悪くなり、周りの組織と癒着してしまうと、そこにトリガーポイントができやすいと言われています。
当院では下記のような方法でリリース(筋肉を緩める、癒着を剥がす)をしています。
トリガーポイントによる痛みの治療方法は以下の通りです。
最初に痛みを発生している筋肉・部位を、
問診・触診・超音波診断装置などを使って見つけます。
当院では整形外科医監修の元、解剖学を熟知した鍼灸師が
確実、迅速にトリガーポイント・硬結を見つけだします。
トリガーポイント・硬結の位置が特定できたら、それらをリリースします(緩めます)。
当院で実施しているリリースには以下のような方法があり、部位、症状によって組み合わせて治療を行います。
鍼を使って、トリガーポイント・硬結をリリースします。
実際にエコーガイド下で肩甲挙筋の筋膜リリースを行っている状況が以下の動画です。
鍼先の白い筋膜をリリースしています。
当院の鍼灸師は整形外科医監修の元、解剖学を熟知しておりますので、安心で安全な治療を受けることができます。
特に効果を目で確認する場合や、鍼治療が難しい場所に関しては、超音波診断装置を用いながら鍼治療を行います。
尚、使用している鍼は、ディスポーザブル(使い捨て)ですので、感染症等の心配もございません。
鍼を通して低周波で電気を流し、筋の運動を起こすことで、筋や筋膜をリリースします。
筋の運動が起こることにより、筋収縮がポンプの役割を果たし、血流の増加が期待できます。
特に痛み等はありませんので、ご安心ください。(心地いいと感じる方がほとんどです。)
当院では鍼治療と並行して徒手療法としてハンドセラピーを施術します。
これにより鍼によるリリース効果をより増大させることが可能です。
また、筋膜リリース専用の道具「MYORUB®(ミオラブ)」を用いた筋膜リリースも行っています。
MYORUB®(ミオラブ)筋膜リリース専用の道具
この道具を使うことにより、痛みなく、素早く、効果的に筋膜を緩めることができます。
トリガーポイント、筋膜リリースにおいては、治療後のセルフケアも重要になります。
当院では患者様の症状に応じて適切なセルフケアの方法について指導もしております。