愛知県名古屋市名東区一社 トリガーポイント 筋膜リリース 鍼灸 アナトミートレイン

新着情報

名古屋トリガーポイント鍼灸院でございます。

年末年始は以下の通りお休みをいただきます。

 

なお、年内営業最終日である12月29日通常通り19時半まで営業させていただきます。

 

2021年の多くの患者様を支え、患者様にも支えられ、運営を進めることができました。

私達に関わってくださった、すべての皆様に感謝致します。

本当にありがとうございました。

 

2022年も、名古屋トリガーポイント鍼灸院は当院の理念である

「出逢った人の”楽しい!”明日のために」を掲げるとともに、

そのために何ができるかをスタッフ一人ひとりが考え、

より多くの方々にお届けできればと思います。

 

今後とも何卒よろしくお願いいたします。

 

※なお、公式LINEはお休み中も対応させていただきます。→LINEを開く

 

それでは、良いお年をお迎えください。

 

 

名古屋トリガーポイント鍼灸院スタッフ

前田寛樹

髙橋健太

安江和馬

 

皆さん御存知の通り、脚は普段から意識せずともよく使っています。

そんな脚に痛みがあると、仕事だけでなく日常生活にまで支障が出てしまいますよね…。

さらに、放置しておくとどんどん変形が進み手術をしなくてはならなくなってしまうリスクがあります。

 

「できれば手術は避けたい」「寝たきりにはなりたくない!」こういったお声を耳にすることが多いです!

 

なので今回は、

膝の痛みについて変形性膝関節症も交えてお話させていただきます!

 

膝の痛みにお悩みの方に是非試していただきたいストレッチはこちら←クリック

 

変形性膝関節症とは?】

 

これらの症状を抱えている方で

「変形性膝関節症」と診断されている方は多くいらっしゃいます。

 

変形性膝関節症は、老化が原因のものが多いと言われております。

また、

骨折や靭帯・半月板損傷などの外傷の後遺症としても発症することがあります。

 

名前の通り膝の関節に変形が生じる疾患です。

一次性二次性に大きく分けられます。

加齢や、筋力低下や遺伝も関係していると言われております。

 

初期は、

歩きはじめの痛みや立ち上がるときに痛い。という様な症状が出現します。

 

それが進行すると、

正座階段の上り下りで痛みを感じるようになります。

 

最終的には、

何もしていなくても痛みがあり、膝がまっすぐ伸びなくなってしまいます

 

【原因】

 

一次性変形性膝関節症は、

基礎疾患(明らかな病気やケガ)がない変形性膝関節症のことを言います。

一次性の主な原因は、

筋肉の衰え・肥満・老化と言われております。

 

二次性変形性膝関節症は、

ケガや病気・関節リウマチ・関節構造(軟骨や靭帯)の損傷などによって引き起こされます。

また、骨折や靭帯・半月板損傷などの

外傷の後遺症としても発症することもあります。

 

加齢によるものは、

関節軟骨が年齢とともにクッション性を失った状態で、

膝を使い過ぎることにより、軟骨がすり減ってしまい関節が変形します。

 

【当院の治療】

 

先程、老化が原因のことが多いと書きましたが、

同じ年齢の方でも変形のある方と、そうでない方がいらっしゃいます。

その違いは

膝周りに付着する筋肉の硬さや、筋肉の張力バランスなどが関係していると考えられます。

 

また、

変形はしていても痛みを感じる方と、そうでない方がいらっしゃいます。

その違いの一つに、筋肉や筋膜が関係していると考えられます。

 

下の画像は下肢を前側から見た図です。

この図からもわかるように、膝の周りにはたくさんの筋肉や靭帯・脂肪組織があります。

 

《下肢を前側から見た図》Visible Bodyより図引用

 

膝の周りに付着する筋肉が硬くなってしまうと

筋膜や靭帯、骨が引っ張られてしまい

うまく縮んだり伸びたりすることが出来なくなります

 

その結果

ひざの関節に負荷がかかり、痛みを感じると考えております。

その為、

当院では膝の周りに付着するそれぞれの筋肉に対して評価を行い

どの筋肉が痛みの原因になっているのか検査をし、原因となる筋肉に対して治療を行います。

 

【トリガーポイントによる膝の痛み

 

トリガーポイントとは、

コリが酷くなり、痛みセンサーが過敏化してしまっている状態のことを言い

指圧をするとズーンと響くような痛みがあったり、

押した場所から離れた部位まで痛みが響いたりするポイントのことを言います。

 

このように押した場所から離れた箇所に痛みが響くことを、筋肉の関連痛と言います。

 

トリガーポイントについて詳しくはこちら←クリック

 

トリガーポイントによっても膝に痛みを感じることがあります。

その場合、原因となる筋肉に

エコー・力を入れる・指で押す・ストレッチをかけることで見分けることができます

 

エコーについてはこちらをご覧ください←クリック

 

 

トリガーポイントが存在する場合、

普段感じている痛みが再現される又は、

同じことをしているのに他の場所よりも痛みが強く感じます

 

《大腿直筋のトリガーポイントの図》トリガーポイントと関連痛ガイドより引用

 

上の図は大腿直筋というもも前の筋肉です。

図からもわかるように

股関節にできたトリガーポイント(✖印)によって

膝蓋骨(膝のお皿)辺りに痛みを感じる事があります。

 

 

《外側広筋のトリガーポイントの図》トリガーポイントと関連痛ガイドより引用

 

外側広筋(ももの外側にある筋肉)に発生した

トリガーポイントによっても膝周りに痛みを感じることがあります。

 

この筋肉以外にも、

膝に関連痛を飛ばす筋肉はなんと約11筋もあります。

 

当院では、

上記の様に筋肉を治療することで痛みが改善されることも多く経験しております。

 

当院での治療を受けられた患者様の症例

 

【膝の痛み】54歳男性 左膝関節痛

 

【膝の痛み】中腰姿勢で発症した膝外側の痛み

 

【膝の痛み】32歳女性 右膝関節痛

 

 

変形性膝関節症・膝の痛みにお悩みの方

 

当院にも変形性膝関節症や膝の痛みに悩まされている多くの方が来院されています。

 

適切な治療を行わないと、

正座をすること、階段を上り下りすること、

さらには歩くことも痛みで難しくなったりしてしまいます。

 

そうなる前に原因を突き止め

一人ひとりに合わせた最適な治療をすることがとても大切です。

 

当院では

筋肉の専門家である鍼灸師

エコーを用いた検査や可動域検査、問診などをしっかり行い、

今までわからなかった痛みの原因を探していきます

 

お一人お一人にあわせた治療プランで

辛い膝の痛みを私たちと一緒に治していきましょう!

 

少しでも辛いなと感じる方は、症状が酷くなる前に

当院のトリガーポイント治療をお試し下さい!

 

 

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☝公式LINEからご予約・ご相談可能です☝

☝ご予約はネットからもできるようになりました☝

(お急ぎの際はお電話にてお問い合わせください。)

 

ご来院お待ちしております。

 

 

 

はじめに

当院は整形外科クリニックの連携施設であり、整形外科では取り切れなかった

慢性の「痛み」治療を得意とする名古屋市名東区一社にある名古屋トリガーポイント鍼灸院です。

 

慢性痛の中でも、頭痛で困っている患者さんはたくさん通われています。

当院では、頭痛を専門とする鍼灸師が常駐しており

薬物療法がうまくいかなかった患者さまや、頭痛を根本から治したいという患者さまに対して

「筋肉のこりであるトリガーポイントを改善する」

という新たな切り口から頭痛を改善します。

 

頭痛治療の”こだわり”

名古屋市名東区一社にある名古屋トリガーポイント鍼灸院では、

「出会った人の楽しい明日のために」

という理念を掲げています。

 

頭痛があることで

・日常生活にどのような影響がでているのか

・頭痛に対して、どのような感情をいだいているのか

など、詳しく問診を行い

皆様が”楽しい明日に”なるようサポートさせていただきます。

 

当院の頭痛治療の流れ

 

問診票・頭痛の評価シートを記入

・現状の頭痛に対しての影響度がどれくらいなのか把握するためのシート

・痛みに対してどのような感情をいだいているのかを把握するシート

上のシートを記入します。これに基づいて問診・検査を行っていきます。

事前に問診票をダウンロードし印刷、記入するか、オンライン問診票を記入していただくとスムーズにご案内可能です。

問診票の記入はこちら

 

トリガーポイントの評価と治療

筋肉に過負荷を与えると硬結(こり)が出来ます。

このこりを放置していると、周辺部位にも痛み(関連痛)を引き起こしてしまいます。

これを「トリガーポイント」と言います。

 

頭痛症状が強い人ほど、頭頚部のトリガーポイントの数が多い傾向があると言われています。

そのため、トリガーポイント治療に有効的な

鍼や灸を使って治療します。

必要であれば、超音波画像装置(エコー)を用いながら、トリガーポイントを突き止めて治療します。

 

 

筋肉の固さを改善

頭痛で悩んでいる患者さまは

筋肉のトリガーポイントが原因で、頚部の動きが悪くなる傾向があります。

特に、上位頚椎の可動域の悪さは頭痛と関連があることが報告されています。

テストを行った際に、可動域が悪かったり、痛みのため途中で止まってしまうことがあります。

 

そのような「伸びない、縮まない筋肉」を鍼や灸で治療することで

頭痛を改善へと導きます。

 

 

治療風景はこちら

 

再発させないために

頭頚部の筋肉が固まってしまう原因は、日々の不良姿勢も関係します。

レントゲン写真を用いたいくつかの研究では

下の写真のように、頭が前にいき顎を突き出すような姿勢(forward head posture)と頭痛との関連性が示されています。

①胸の筋肉を緩めて、巻き肩を改善すること

②前頚部の筋肉を鍛えて顎を引き、後頚部の負担を減らすこと

 

これらの治療をすることで、せっかく良くなった頭痛が

再び悪化してしまうことを防ぎます。

 

頭痛で悩む方々へ

辛い頭痛を一人でかかえこまず、ぜひ一度ご相談ください。

頭痛の治療は薬物治療だけではありません。

薬が効かなかった。最近薬を飲みすぎている。もっと違う治療アプローチを試してみたい。

頭痛治療経験の豊富な名古屋市名東区一社にある名古屋トリガーポイント鍼灸院にご相談くださいませ。

 

コンテンツ作成:髙橋 健太

名古屋トリガーポイント鍼灸院 鍼灸師

【資格】鍼灸師、コアコンディショニングトレーナー

【主な学会発表歴】

第72回全日本鍼灸学会「片頭痛における頭蓋周囲筋の鍼治療が有効であった一症例」

第51回日本頭痛学会「頭蓋周囲筋へのトリガーポイント鍼治療により頸椎可動域及び片頭痛を改善した一症例」

【経歴】鍼灸免許取得後、名古屋トリガーポイント鍼灸院にて勤務。

コンテンツ監修:斉藤 究

さいとう整形外科リウマチ科 院長、日本整形外科学会専門医、日本リウマチ学会専門医、日本内科学会会員

 

名古屋トリガーポイント鍼灸院へのご予約・お問い合わせ

 

 

 

 

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こんにちは!

名古屋市名東区一社にある名古屋トリガーポイント鍼灸院です!

 

今回は、

胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)について解説していきます!

 

皆さんは胸郭出口症候群って聞いたことありますか??

 

胸郭出口症候群は、

上肢の痺れだけでなく肩こり・頭痛などの不定愁訴もしばしば引き起こします。

 

また、スポーツ領域でも野球選手の投球障害肩や肘痛にも合併していることがあります。

 

今回は胸郭出口症候群の方の、名古屋トリガーポイント鍼灸院での治療方法の紹介をしていきます!

 

 

他に手や腕の痺れの原因になる疾患として、

頚椎症胸郭出口症候群手根管症候群などの神経絞扼障害などがあります。

 

また、そのどれにも当てはまらずに頚~手にかけて同様の症状がある病態を頚肩腕症候群ともいいます。

詳細はこちらの記事←をご覧ください。  

 

【胸郭出口症候群とは?】

 

 

胸郭出口症候群とは、写真の①・②・③の部位で神経や血管の圧迫・牽引が起きることで

上肢の痺れや怠さ痛みなどの症状を起こす疾患のことを言います。

 

≪胸郭出口症候群の種類と鍼灸治療≫

 

・圧迫型

 

→神経や血管が鎖骨と肋骨の間などで圧迫されることで症状が起こります。

 

なで肩巻き肩では鎖骨と肋骨の間が狭くなり圧迫されやすい姿勢となってしまいます。

 

鍼治療ではまず、姿勢の改善を目的に治療していきます。

なで肩巻き肩などにより狭くなってしまった鎖骨と肋骨の間の空間にゆとりを引き出すことで、血管・神経にかかる負担を軽減し症状緩和を促します。

 

腕を上げている姿勢で症状が誘発されることがある為、日常生活の姿勢や動作に対してアドバイスも行っています。

 

・牽引型

 

なで肩などの不良姿勢により神経が牽引されることで症状が起こるものを言います。

腕を下に引っ張って,神経を牽引することで症状が誘発されることがあります。

 

鍼治療では、胸部や背部の筋肉を緩めたり僧帽筋を鍛えて姿勢を改善することで

神経が牽引されないような状態を作ります

 

→こちらのセルフケアも合わせてお試しください!←

 

 

・混合型

上記2つが混合しているものを言います。胸郭出口症候群のほとんどが混合型と言われています。

 

 

皆さんはどのタイプに当てはまりましたか?

 

肩こり・背中の痛み・頭痛・不眠・めまいなどの自律神経症状を同時に引き起こすことがあるので早めの治療をおすすめします。

 

症例紹介

 

40代 女性 主訴:朝の手の痺れとこわばり

〈自覚症状〉

他施設で、腕のマッサージを受けていたけど改善しなかったため、当院も併用されました。

手を上にあげて寝ていると痺れてくるとのことでした。

 

〈他覚所見〉

 

*写真は実際の患者ではありません。

・Roos テスト:腕を写真のように挙げて、グー、パーを行います。3分以内に怠さや痺れ等で腕を下ろしてしまうと陽性です。

・90°外転外旋テスト:写真のような姿勢をとってもらい、痺れが誘発されたり、橈骨動脈の拍動が消失、減弱したら陽性です。

 

この患者様は上2つのテストが陽性だったため、胸郭出口症候群を想定して治療を行いました。

 

〈治療内容〉

肩甲骨の動きを改善する目的で、斜角筋、小胸筋等に鍼治療を行いました。

また鍼治療に加えて、小胸筋に対するストレッチを行いました。

 

〈結果〉

1診目:小胸筋の柔軟性↑

2診目:90°外転外旋テスト脈拍改善

3診目:朝の手の痺れ消失。手のこわばりに対して、前腕の鍼治療を追加。

6診目:手のこわばり NRS10→3(初回時の状態を10とする)

 

神経の圧迫が強いと想定される症例

 

名古屋市名東区一社にある名古屋トリガーポイント鍼灸院では、

 

鍼治療を行う前に超音波診断装置(エコー)を使って斜角筋停止部の事前評価を行っています。

 

圧迫が強くなかなか症状が良くならない患者さんでは連携のクリニックへ紹介することがあります。

 

写真は健常者の斜角筋の停止部のエコー画像です。

 

ISD(斜角筋三角底辺間距離)が狭い場合は、先天的(生まれつき)の圧迫が考えられます。

 

ISD(斜角筋三角底辺間距離)が狭く1ヶ月の鍼治療で効果が無い難治性の症例では連携している病院へ紹介しています

 

 

腕の痛みや痺れの症状が気になる方

 

名古屋市名東区一社にある名古屋トリガーポイント鍼灸院では、

腕の痛みや痺れで悩む多くの方が相談に来られます。

 

肩こり症状がある方巻き肩なで肩などで姿勢が気になる方で今は痺れの症状がなくても今後悪化していく可能性があります。

 

治療をせず痛みやしびれが酷くなってしまい仕事や日常生活にも影響が出てきてしまった。

そうなる前に原因を見つけしっかりと治療することが大切です。

 

当院ではエコーを用いた検査可動域検査問診などをしっかり行い、今までわからなかった痛みの原因を探していきます。

 

お一人お一人にあわせた治療プランで辛い症状を私たちと一緒に治していきましょう!

 

少しでも辛いなと感じる方は症状が酷くなる前に当院のエコーを使用するトリガーポイント治療をお試し下さい!

 

その他、ご質問や、気になる症状がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

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胸郭出口症候群 名古屋トリガーポイント鍼灸院の治療

胸郭出口症候群の体操

胸郭出口症候群

 

 

コンテンツ作成:髙橋 健太

名古屋トリガーポイント鍼灸院 鍼灸師

【資格】鍼灸師、コアコンディショニングトレーナー

【主な学会発表歴】

第72回全日本鍼灸学会「片頭痛における頭蓋周囲筋の鍼治療が有効であった一症例」

第51回日本頭痛学会「頭蓋周囲筋へのトリガーポイント鍼治療により頸椎可動域及び片頭痛を改善した一症例」

【経歴】鍼灸免許取得後、名古屋トリガーポイント鍼灸院にて勤務。

コンテンツ監修:斉藤 究

さいとう整形外科リウマチ科 院長、日本整形外科学会専門医、日本リウマチ学会専門医、日本内科学会会員

 

 

 


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こんにちは!

名古屋トリガーポイント鍼灸院です。

 

 

数年前からぎっくり腰を繰り返している方で

今回、着替えをしている時にギクッときて来院されました。

 

ぎっくり腰を繰り返しています。

 

「数年前からぎっくり腰を繰り返してい、良くなったり悪くなったりを繰り返しています。

昨日も着替えている時にギクッとしました。」

 

 

この方、10年前くらいから何度も、ぎっくり腰を繰り返していて

今回も、軽いぎっくり腰になってしまったとの事でした。

 

 

初めてぎっくり腰したのはいつですか?

どんな動作ですか?

普段、どんな動きや姿勢が多いですか?

 

問診を詳しくとったところ、

しゃがみ動作や、前かがみの動きでぎっくり腰を起こす事が多いようでした。

仕事では毎日1万歩以上歩くということでした。

 

日常生活の中でどのような動きの時に痛みが出るのか、普段どのような動き姿勢が多くてどこの筋肉を酷使しているのか

問診により、このようなことをヒントにしながら痛みの原因筋をつきとめていきます。

 

 

「先生、それです!」

 

どのような動きで痛みが出るのか確認していくと

特に前屈と後屈で痛みが強いことが分かりました。

 

うつ伏せになって触診していくと…

「先生、それです!」

 

左の多裂筋を指圧したときに、「まさにそれ!」という痛みが出ました。

このような場所を見つけて治療していきます。

 

さらに筋膜の繋がりを意識して殿部や脚の方まで触っていくと、

大殿筋、中殿筋を中心にいくつかトリガーポイントが見つかり、それらも治療していくことにしました。

 

多裂筋のトリガーポイント

 

多裂筋とは、前屈や後屈で痛みを出す筋肉の代表格で

背骨に沿って、深部に通っている筋肉です。

 

あまり遠くには関連痛を飛ばさない筋肉ですが、

痛みの原因になっていることが多い筋肉です。

 

ぎっくり腰にはとても関係の深い筋肉です。

 

エコー下により刺鍼

 

脊椎に沿ってくっついている

多裂筋をエコー下刺鍼で緩めていきます。

 

鍼治療の経過

1診目治療後 治療前の前屈、後屈時の痛みが緩和しました。

2診目 痛みの場所が変わりました。前回よりも外側が気になっていたため、そちらの筋肉に刺鍼しました。

3診目 ペインスケール2 (最初の症状を10とする)

現在も治療中

sho4

 

Q1. 当院に来られる前は、どのような症状でお悩みでしたか?

A1. 殿部痛、腰下肢痛

腰からお尻、太ももにかけて違和感があり、階段を上る時や車に乗る時に足が上がらずに激痛がありました。

 

Q2. 何で当院を知りましたか?

A2. さいとう整形外科のチラシ

 

Q3. 当院に来られて良かったことはなんですか?

A3. 日常生活にも支障があり「藁にもすがる思い」で当院に足を運びました。昔から鍼灸は苦手で最初は半信半疑でしたが、先生の指示に従って回数を重ねた結果、ウソの様に痛みが取れ、とても楽になりました。

 

Q4. 施術を受けられたご感想をお願い致します。

A4. 整形外科医の監修の元、専門的な知識に基づいた施術は安心して受ける事が出来ました。トリガーポイント鍼や筋膜リリース療法が当院の特徴ですが、これが短期間での改善につながったと感じました。また隣の「ファシア」との併用もおすすめです。

 

半年前から、右膝の痛みでお悩みの患者様より、喜びの声をいただきました。

 

今後の励みになります。ありがとうございました。

 


質問項目

1 当院に来られる前はどのような症状でお悩みでしたか?

2 当院を何で知りましたか?

3 来院してよかったことは何ですか?

4 施術を受けられた感想があればお願い致します。


 

 

1 当院に来られる前はどのような症状でお悩みでしたか?

 

膝痛で階段の下りが怖くて降りられないのと、びっこで道路を歩きにくい等の症状があり、コロナの影響で外出を控えいた為に起きたと思います。手遅れになってはいけないからと、治療に踏み切りました。

 

2 当院を何で知りましたか?

 

数年前から色んな情報で。今回は整形の斉藤先生から紹介して頂きました。(←当院の提携施設である、さいとう整形外科リウマチ科からのご紹介です。)

 

3 来院してよかったことは何ですか?

 

担当の先生が真面目な方で、よく話を聞いて下さり、治療をして下さったので安心していました。

また、交通便利がありがたかった。

 

4 施術を受けられた感想があればお願い致します。

 

おかげさまにて、杖も必要なく歩ける様になりました。

足は両足で一緒なので、もう片足も大切にしていきたいと思っています。

 

患者様の主観的なご意見・ご感想です。あくまでも参考までにご覧ください。

 


 

 

当患者様担当の高橋より

この患者様は、もともと当院が提携している「さいとう整形外科リウマチ科」に通っていた患者様でした。

病院でハイドロリリースをを行いましたが、局所だけの治療では効果が今ひとつであり、当院へ紹介されました。

当院では膝局所だけでなく、殿部や股関節周囲も含めて治療を行い、広範囲へのアプローチが功を奏したのではないかと思います。

 

来院当初は痛みの為、杖を突いて来られましたが

鍼治療により歩けるようになり、近場の小旅行も行けるようになりました。

 

嬉しいコメントをありがとうございます!

 

 

 

担当:高橋


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おすすめ記事

座り作業の仕事が多くて

「お尻が痛くなってくる」という患者さんは非常にたくさんいます。

今日はこのような症状の1例を紹介したいと思います。

 

ブロック注射が効かない

これまでの症状

1年半前から、座り作業をきっかけに徐々に痛くなり

休業をしなければいけないほど痛くなってしまいました。病院に行くとヘルニアからくる坐骨神経痛と言われ痛み止めを処方。しかし、痛み止めが効かなかったのでペインクリニックでブロック注射をすることにします。しかし、ブロック注射も効きませんでした。

 

結局、筋肉の痛みに理解のある整形外科に行き、リハビリを続けて少しずつ回復していきました。

「半分以下の痛みにはなったけど、そこから変わってかない…。違う治療に変えてみよう。」

との思いで、当院に受診しました。

 

普段困っていること

・ずっと座り仕事なので仕事中も痛みを我慢している

・前屈で痛みが悪化

・前屈みをすると痛みを思い出して悪化する感じがするので、控えてしまう。

 

目標

一時期のピークよりは落ち着いているので、痛みを0にしたい。

仕事中も楽に座っていられるようになりたい。

 

当院での治療

病院ではヘルニアと診断されていましたが、筋肉のトリガーポイントが痛みの原因になっていることがよくあります。

今回の場合、大腿方形筋という座った時に座面と当たる筋肉に

強く圧痛が出ていました。また、近くを通る坐骨神経の滑走も悪かったので

筋筋膜の痛みと想定して、大腿方形筋と坐骨神経周囲の鍼治療を行いました。

出典:ヒューマン・アナトミー・アトラス2021

 

経過

1診目 大腿方形筋、ハムストリング、内転筋、坐骨神経周囲を治療

2診目 翌日は調子良かったが、次の日に戻ってしまった。

5診目 治療後2、3日は痛みを感じなくなった。この時から筋膜の繋がりを意識して腰背部の治療を追加した。また、鍼に慣れてきたため大腿方形筋の 深部 を鍼治療していくことにした。最初の症状を10とすると5くらい。

7診目 劇的に良くなったとのこと。最初を10の症状とすると1まで下がった。この日からストレッチを少しずつ取り入れた。

10診目 殿部の痛み消失

 

セルフケア、日常生活で気をつけること

痛みの程度が強かったため、7診目までは痛みのでる動きは極力させないようにしました。
その後は、痛くない場所のストレッチから始めました。

 

 

 

 

 


名古屋市名東区一社駅前の鍼灸院

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このようなお困りはありませんか?
  1. 肘の外側が痛い
  2. 重いものを持つとき肘が痛い
  3. ドアノブをひねる雑巾を絞ると痛い
  4. 思い当たる原因がないが肘の外側に痛みがある
  5. テニス肘(上腕骨外側上顆炎)と言われたがなかなか良くならない
  6. デスクワークが多い
  7. 手を使う重労働が多い

 

倉橋
倉橋
このような悩みがずっと続くのかなと思うと不安になりますよね。
 
本記事ではこれらの悩みを解消するにはどうすればよいのか解説させていただきます。
 
名古屋トリガーポイント鍼灸院は、名古屋市名東区一社にある鍼灸治療院です。
 
当院ではこれまで数多くの患者さんの治療に携わらせていただきました。
 
本記事では、
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の原因についての解説
当院で鍼灸治療を受けるメリットについて解説していきます。
 
本記事を読み終えることで、
痛みやしびれを少しでも早く解消する方法がわかります。
 

 

【テニス肘 外側上顆炎(がいそくじょうかえん)とは?】

《左腕を前から見た図》Visible Bodyより引用

 

テニス肘は通称で正式には「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」という疾患です。

特にテニスなどのラケットスポーツにより発症しやすいことから「テニス肘」ともいわれます。

 

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)は30歳代〜50歳代に良く起こります。

パソコンなどのデスクワークで作業をしたり、

手首を反らしたり物を持ったりすると肘の外側〜前腕にかけて痛みが出ます。

 

外側上顆という肘の外側部分(図の部分)に痛みを生じます。

 

【テニス肘(外側上顆炎)の原因】

 

加齢や繰り返される肘への負荷などにより、

筋肉などの軟部組織に炎症が生じ痛みを引き起こすと言われています。

また、重いものを持つ際や何気ない日常の動作でも、

肩関節や体幹に問題があり前腕を使い過ぎてしまうことも原因の一つであると考えます。

 

痛みを起こす主な原因動作として、

  • 手の平を下に向けた状態での作業
  • 持ち上げ動作
  • 強く握る動作の繰り返し

などが挙げられます。

 

また、利き手に発症することが多いと言われています。

 

テニス肘(外側上顆炎)の病態】

 

《左腕を前から見た図》Visible Bodyより引用

 

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の主な障害部位は

手首を反らす働きの筋肉である

  • 長・短橈側手根伸筋(ちょう・たんとうそくしゅこんしんきん)
  • 総指伸筋(そうししんきん)
  • 腕撓骨筋(わんとうこつきん)

などが考えられます。

 

この中でも特に短橈側手根伸筋腱の付着部が特に多いと言われております。

 

上記3つの筋肉は、肘から手首に付いているため、

肘だけではなく前腕や手首にも痛みを感じることがあります。

 

これらの筋肉は肘の外側にある筋肉で、主に手首や指を反らす際に使う筋肉です。

 

この筋肉を主に使う動作としては、

 

【日常生活】

 

  • 物をつかんで持ち上げる
  • フライパンを持つ
  • 雑巾を絞る
  • ペットボトルの蓋を開ける
  • ドアノブを回す

 

【仕事】

 

  • パソコン
  • 重い荷物を運ぶ
  • 手を使った繰り返し動作

 

【スポーツ】

 

  • テニス
  • バドミントン
  • 剣道

 

などがあります。

 

テニス肘(外側上顆炎)検査方法】

 

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の診断基準は以下の通りに定められております。

 

・外側上顆の伸筋群起始部に最も強い圧痛がある

・抵抗下手関節背屈運動で肘外側に疼痛が生じる

・腕撓関節の障害などの伸筋群起始部以外の障害によるものは除外する

上腕骨外側上顆炎診療ガイドライン2019(改定第2版)

 

肘の外側に痛みを生じる病態には、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)以外にも

外側側副靭帯の損傷や関節内病変の滑膜ヒダ障害や関節包損傷、回外筋症候群などが原因になっている場合もあります。

当院では医師による診断行為はできませんが、以下のような方法などで鑑別を行っていきます。

 

トムゼンテスト

 

 

肘を伸ばした状態と曲げた状態で手首を反らしてもらい、

術者が手首を曲げる方向に抵抗を加えます。

このときに肘の外側に痛みを感じたら短橈側手根伸筋の収縮時痛や付着部での痛みを疑います。

 

中指伸展テスト

肘を伸ばした状態と曲げた状態で指全体を伸ばします。人差し指や中指などに抵抗を加えます。

このときに肘の外側に痛みを感じたら総指伸筋での痛みを疑います。

 

圧痛

痛みのある部位や関連部位を丁寧に触り、痛みの原因となる筋肉を特定していきます。

詳細な部位に関してはエコーを用いてより細かく確認していきます。

 

エコーを用いた検査

 

ミリ単位の細かい腱の付着部を確認して痛みの原因となる部位を調べていきます。

また、腱の肥厚や石灰や炎症がないかなどの確認も行っております。

 

軽い炎症の場合は鍼治療での症状の改善が見込まれますが、

炎症が強く起きている場合はステロイド注射による治療が必要になることがあるため、

提携のクリニックへ紹介する場合がございます。

ただし、ステロイド注射は複数回、長期の使用による安全性に注意が必要となります。

そこで、上腕骨外側上顆に負担をかけている筋肉を鍼灸でほぐすことにより安全に、根本的な治療を行うことが可能です。

 

テニス肘(外側上顆炎)の名古屋トリガーポイント鍼灸院での治療方法】

 

 

名古屋市名東区一社にある名古屋トリガーポイント鍼灸院では、問診や検査を丁寧に行い、痛みの出ている箇所をミリ単位で絞っていきます。

痛みの原因であるトリガーポイントや筋肉の硬結に対して鍼灸治療や筋膜リリースなどを行います。

 

肘や前腕は細かい部位となる上、血管や神経も多いため

当院では鍼治療を行う際にはエコーを用いて、痛みの部位や原因となる筋肉を見ながら鍼治療を行なっております。

そのため、安全に確実に痛みの原因に治療を行うことが可能です。

 

どこへ行っても良くならなかった…という方は

ぜひ当院のエコーを用いたトリガーポイント治療をお試しください!

 

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スタッフ紹介

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50代 女性 右肘~前腕の痛み

52歳 男性 上腕骨外側上顆炎

 

 

コンテンツ作成:倉橋 千夏子

名古屋トリガーポイント鍼灸院 鍼灸師

【資格】鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師

【経歴】鍼灸マッサージ師免許取得後、名古屋トリガーポイント鍼灸院にて勤務。

トリガーポイント治療・エコーを使った安心安全効果的な鍼治療を行っております。



コンテンツ監修:斉藤 究

さいとう整形外科リウマチ科 院長、日本整形外科学会専門医、日本リウマチ学会専門医、日本内科学会会員

 

 

 


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仕事変更をきっかけに頭痛が悪化

 

これまでの症状

20代の頃から首肩のコリを感じていました。

10年前に閉経をきっかけに肩こりが悪化し、同じ時期にめまいと頭痛が頻繁に出るようになったとのことです。

その後「下向き作業の立ち仕事」をするようになり、さらに悪化しました。

とても悩んでおり、整形外科、リハビリ、ハイドロリリース、星状神経節ブロック、漢方…あらゆることを試したとのことです。

 

普段困っていること

・頭痛の頻度は毎日

・頭の前のほうがモヤモヤする感じ

・首の痛み(うがいをする時など)

 

当院での治療

STEP1 ・頭痛を改善 ・首の痛みを改善

STEP2 ・その筋肉が凝る原因は?

 

・STEP1 ・頭痛を改善 ・首の痛みを改善

 

首の動きをチェック

写真のように動かした時、斜線の部分に痛みを感じています。

どの動きをしても痛みを訴えており、日常生活では不便な様子が伺えます。

 

圧痛点をチェック

続いて、押して痛いところ(圧痛点)をチェックしました。

写真のように、天柱風池というツボに強く圧痛が出ています。

ここを押すと頭や目の奥の方に関連痛を感じます。

実はこれらのツボの深部をエコーで確認すると大後頭神経という神経があります。

この神経も頭痛に関係している可能性があります。

 

天柱、風池への鍼治療

天柱、風池をエコーで見ると、深部には大後頭神経があることが分かります。

今回の症例では、大後頭神経の周りの筋膜に鍼が当たると、頭の方に関連痛が出ていたので、今回はここを治療点としました。

また、首の動きも悪かったため、頚部から背部の筋膜治療も追加しました。

 

STEP2 ・その筋肉が凝る原因は?

 

上のような姿勢をしていると、後頚部や後頭部に負担がかかってしまいます。

このような姿勢を改善させるために

・肩甲骨の動きを改善

・背部の脊柱起立筋を緩める

・腹筋を緩める

といった治療を行いました。

 

結果

3診目 頭痛の頻度は毎日から週1回に減った。

5診目 頭痛薬を飲まなくなった。

6診目 肩こりをメインに治療開始(姿勢改善中)

 

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