左腰痛も発症した為、来院。

日常生活では、歩行、寝返り、長時間の立位（10分）　で痛み

疼痛誘発試験を行わせると、腰方形筋、殿筋の収縮時痛が見られ

同部位を指圧時、認知覚が生じた。

腰方形筋、大、中、小殿筋を中心に鍼治療を行った

3診目　右腰痛、大腿外側の痛みやや残存。小殿筋前部線維の圧痛が著明だった為3診目から同部位へ刺鍼

4診目　ペインスケール2-3（初診時を10とする）

5診目　治療前　腰部の痛み消失。大腿外側に弱い痺れが残存

5診目　治療後　大腿外側の痺れ消失。

6診目　腰の痛み消失

日常生活では、読書　携帯　料理　パソコン等で頚部～前腕後面に痛み

夜間痛（+）

ジャクソンテスト　L (+)  R(-)

スパーリングテスト L(+)  R(-)

神経根刺激症状を疑うテスト陽性だが、肩甲挙筋、斜角筋、小円筋、大円筋の収縮時痛、伸長時痛が存在し、圧刺激により認知覚が生じる為、まずは筋筋膜性の疼痛と想定し同部位を中心に鍼治療を行った。

3診目　ペインスケール4

4診目　ペインスケール3～4　前腕後面に痛みが原局した為、圧痛部位に刺鍼。

5診目　肩後面に少し辛さが残存　小円筋、大円筋に刺鍼　その他ミオラブで治療。

頚部、肘関節、手関節の自動運動による痛み（-）

頚部神経根刺激症状、末梢神経の障害等を疑うテスト（-）

リフトオフテストにより前腕の痛みが誘発され、大円筋、菱形筋に圧痛が著名

肩甲下筋刺鍼時、左前腕に認知覚が出現

菱形筋、大円筋、肩甲下筋に鍼治療を行った。

5診目　コリ感のみ残存。

6診目　最後まで左大円筋部の痛みが残ったが、いずれ消失。現在痛み（-）

ペインスケール0（初診時を10とする）