愛知県名古屋市名東区一社 トリガーポイント 筋膜リリース 鍼灸 アナトミートレイン

40代 女性 右股関節痛 - 臨床症例集

右股関節外旋時の可動域制限と痛みが主訴の症例です。Patrick test 陽性でしたが筋筋膜の治療により改善した症例です。

担当:高橋

項目 内容
年齢・性別  40代・女性
職業  会社員
主訴 右股関節痛
現病歴 半年前にあぐらをかいて座ることが出来ないことに気が付き、整体や鍼灸にも通うが著変なし。股関節外旋動作で股関節前面、臀部の奥の方が痛い。レントゲンでは異常なし。
治療内容 痛みの質は鈍痛

日常生活では、椅子に座位時右足を上に足を組む、あぐら等股関節外旋の動きで痛み。

Patrick test L(-)R(+)

ROM : 股関節 外旋(passive) L 50°  R 35°

小殿筋前部線維、腸腰筋、大殿筋に圧痛著明。

小殿筋前部線維、腸腰筋、大殿筋中心に股関節内、外旋筋を鍼治療。

 

経過 4診目 あぐらが何とか出来るようになった。踵と座骨結節を離して股関節外旋をすると痛み

8診目 ROM:股関節 外旋(Passive) L 50° R 50°

9診目 あぐらは可能

11診目 Patrick test L (-) 床から腓骨頭までの距離12㎝ R 最終可動域でやや痛み 床から腓骨頭までの距離12㎝

一旦治療終了、別部位の治療に移行